2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

もろもろまとめ

「他者」の問いは倫理的問題 相手が何考えてるのか判らなくても、 それで自分がどうなってしまっても、 それでも相手を愛おしいと思う感情をひとは「愛」と呼ぶ。 ×他者を知ろうとする(行為) ◯他者を知りたいと欲する(渇望)

所有できる/できない

私と世界の諸々との関係において、所有できるもの/できないもの、とが存在する。 そのうち、モノは所有できるもののうちに分類される。 たとえば鉛筆は、私がそれを所有することで、そして使用することで価値(意味)が付与される。 しかし、たとえば生物は…

そんざい

「存在する」とは、「存在させる」という「私」の主観的な認識(判断)であり いわば「存在する」とは対象の存在から「他性」を剥奪することにおいて認識される。 〜レヴィナス『全体性と無限』を読みながら〜

SとM

SとMの関係は、つまり「所有する」「所有される」の関係である。 ところで「所有する」とは、つまり私にとって〈他なるもの〉を同一性のうちに取り入れんとする行為に他ならない。また「所有される」も同様、私を〈他なるもの〉のうちに取り入れんとし、対象…